香蘇散の構成生薬
香蘇散は、中国の宋時代に編さんされた医学書「和剤局方」(1107年)に初出されている薬方です。構成生薬は、香附子、蘇葉、陳皮、生姜、甘草となっており、香附子と蘇葉が主薬であることから香蘇散と名付けられました。
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香蘇散の適応
香蘇散は、普段から胃腸が優れず、気分が優れない人が、頭痛、発熱、悪寒などの風邪症状があるときに用います。
体表から病邪を汗で除く発表剤(はつひょうざい)として風邪の初期に服用されています。風邪の初期のほか、お腹の痛みを伴う風邪、気うつや血の道証※(肩こり、耳鳴り、頭痛など)、蕁麻疹、神経衰弱、にも適応されています。
※血の道証:血の道とは血液の通る血管のことで、月経時、更年期、産後などの女性にみられる頭痛、めまい、精神不安などの諸症状をさします。
香蘇散に適応する諸症状
食欲不振/少し熱っぽい/気のふさぎ、精神不安/耳鳴り/めまい/吐き気